循環研セミナー「2050年自然エネルギー100%シナリオ」&新年会

年末以来の新型コロナウイルス感染症の急拡大、緊急事態宣言下、
循環研セミナー&新年会をリモート(Zoom)で開催いたします。

1月14日 (木) 17:30~19:30
Zoomミーティング参加URL
https://us02web.zoom.us/j/84562162969?pwd=ejc0Mkdva0RMK3Fra2dHLy85dGp4Zz09
ミーティングID: 845 6216 2969
パスコード: 700717

参加費: 無料

セミナーは、循環研の槌屋治紀理事が昨年末12月にWWFのセミナーで発表した「2050年100%自然エネルギーシナリオ」の最新版を取り上げます。

このシナリオでは、2050年には日本の電力をはじめすべてのエネルギー需要を自然エネルギーで100%で賄うことができ、CO2排出をゼロにできるとしています。また、2030年までに石炭火力ゼロ、自然エネルギー約50%、省エネルギー約20%とすることで、日本はパリ協定の削減目標として、45%の温室効果ガスの排出削減が可能であることを示しています。
https://www.wwf.or.jp/activities/lib/4534.html
https://www.wwf.or.jp/activities/data/20201215climate01.pdf

脱温暖化、脱原発を重点活動テーマとしている循環研としては、是非内容理解を深めて共有したい情報です。
2030年までに脱石炭火力、脱原発は可能か。
確実にそれを実現するにはどうしたらよいか。
改めて考えていきたいと思います。

槌屋理事に1時間ほど講演していただいた後、リモート新年会に突入して、温暖化やエネルギー問題だけでなくポストコロナの生活、経済社会、グリーンリカバリーのあり方など広く議論、雑談できればと考えています。
ぜひ気楽に、お酒、おつまみを自前で調達の上ご参加ください。

【循環研セミナー講師:槌屋治紀氏のプロフィール】
株式会社システム技術研究所所長、NPO法人循環型社会研究会理事
東京大学工学部機械工学科、同大学院博士課程修了。工学博士、システム工学専攻。1979年(株)システム技術研究所を設立。電子ブックの開発、太陽電池コストの学習曲線による分析、太陽光発電と風力発電のシミュレータの開発、100%自然エネルギーシステムの研究を行っている。IPCC報告書の作成協力で、2007年IPCCのノーベル平和賞受賞に際し協力証書を授与される。2011年からWWFジャパンの「低炭素社会に向けたエネルギーシナリオ」を作成している。国立環境研究所「脱温暖化2050」050」アドバイザーをつとめる。 著書:『エネルギー耕作型文明』(東洋経済、1980)、『燃料電池』(筑摩書房,2003)、『調べてみようエネルギーのいま・未来』(岩波ジュニア新 書,2003)、『これからのエネルギー』(岩波ジュニア新書,2013)、共訳:『ソフトエネルギーパス』(時事通信社,1979)など。