ぶどうプロジェクト
4月上旬は寒い日が続き、寒さに強い体質作りに励んでいる我が家でもストーブを燃やしました。こんな寒さに遭遇しても、植物は確実に活動を開始しています。4月の作業の第1歩は、施肥です。ぶどうはあまり肥料はいらない(と、勝手に理解していますが)のですが、毎年春先には、酸性からアルカリ性に土壌を調整するために苦土石灰と肥料分としての鶏糞をまき、小型トラクターで浅く耕しました。
施肥をして耕運したぶどう畑
4月の中頃になると樹勢のよい樹は、土中から水を吸い上げ、選定した枝の先から水が滴り落ちます。ワインがその土地の状況や周辺環境(テロワール)をそのまま反映するということが実感できます。こうした樹では蕾が大きく膨らんできました。
大きくなってきた蕾:4月16日
4月20日過ぎになると、前半とは一転して5月下旬から6月並みの温度になり、多くの蕾が大きくなり、中には展葉してくる芽もあります。展葉の中を良く見ると花芽もあり、ぶどうの「胎児」を見ることもできます。連日好天気が続いているので次回の「5月のぶどう畑」での成長の報告には驚かれると思います。
10展葉した蕾:4月20日
初夏にかけて元気が出るのはぶどうだけでなく草も同様です。少しでも草取りを軽減するために、ぶどうの樹間に試験的に芝桜を植えました。順調に根を伸ばし、景観にも良ければ今後増やしていこうと思っています。また、自生しているクローバーは抜かずに樹の周辺に育てていこうと思っています。
樹間に植えた芝桜
ぶどう畑を見下ろす所(仮称ぶどうの丘)には、廃材の石板で大きな「囲炉裏」を作りました。廃材なので、製作費ゼロです。真ん中で火を焚き、バーベキュー等が可能で12人座ることができます。隣接してテーブルもあるので20人程度のパーティーは可能です。また、昨年から今春にかけて、周辺の耕作放棄地を整備したため景観が非常によくなっています。
大型の屋外囲炉裏
また、ぶどう畑の西側では、新たにブルベリーのプロジェクトが開始されました。約2反(600坪)の土地に210本のさまざまな種類の樹を植えます。3年後から収穫可能となるとのことです。
ブルベリープロジェクトも開始
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