槌屋理事がKYOTO地球環境の殿堂入り
2021年11月、循環研理事の槌屋治紀氏(システム技術研究所所長)が「KYOTO地球環境の殿堂」の第12回殿堂入り者に選ばれました。
「KYOTO地球環境の殿堂」は、「京都議定書」誕生の地である京都の名のもと、世界で地球環境の保全に多大な貢献をされた方々の功績を讃え、永く後世に伝えるために、KYOTO地球環境の殿堂運営協議会(構成団体:京都府、京都市、京都商工会議所、環境省など)により、2010年に創設されたものです。
槌屋理事は、1980年「エネルギー耕作型文明(東洋経済)」を発表し、国立環境研究所「地球温暖化対策研究チーム」のアドバイザーを務め、WWFジャパンと「脱炭素社会へ向けた2050年エネルギーシナリオ」の作成を行うなど、日本における再生可能エネルギーの普及促進に貢献したとして殿堂入りを果たしました。WWF気候エネルギーリーダー、元ペルー環境大臣、COP20議長のマニュエル・プルガール・ビダル氏、元パタゴニアCEOのクリス・トンプキンス氏と同時の殿堂入りです。これまでの殿堂入り者には、今年ノーベル賞を受賞した真鍋淑郎氏をはじめ、レスター・ブラウン、エイモリー・B・ロビンス、ヴァンダナ・シヴァ、宮脇昭、ハーマン・E・デイリー、中村哲、デニス・L・メドウズなど錚々たる著名人が名を連ねています。
(http://www.pref.kyoto.jp/earth-kyoto/dendo/index.html)
同じ循環研で活動を共にする我々としても大変誇りに思います。今後ともCOP26でも確認された1.5℃目標の実現に向けた脱温暖化活動などのご活躍を期待しています。
循環研代表 久米谷 弘光