セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
---|---|---|
2009年7月17日(金) | ジョグジャカルタの野蚕による エココミュニティづくり |
ロイヤルシルク財団 特別アドバイザー 黒田 正人 氏 |
インドネシアのジョグジャカルタでは、生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用、森林再生、地場産業おこしによる貧困層の救済、フェアトレードを含め た国際交流などを組み合わせた画期的な試みが行なわれています。それまで害虫であったアタカス(世界最大の蛾)やクリキュラ(黄金の繭をつくる)などの蛾 の繭を、彼らを殺さない形で利用し、植樹などによって森を再生し、日本の西陣織などの伝統技術との連携によって地場産業に育て上げ、貧しい人たちに住処と 職を与える地域おこしです。生物多様性の保全の観点からも途上国支援の観点からも理想的な循環型社会づくりのモデルとなるプロジェクトといえましょう。
今回は、このプロジェクトの仕掛人であるロイヤルシルク財団の黒田氏にお話をうかがいました。また、秋には、循環研初の海外でのフィールドワークをインドネシア・ジョグジャカルタで実施しました。
⇒ セミナー当日配布資料
■講師のプロフィール
1956年東京生まれ。建築家として国内外で設計活動と並行して、インドネシアでの野蚕開発事業での経験を活かした、途上国地方農村域での「農林副産物」 「未活用資源」の活用による地場産業振興支援事業を展開。また、「持続的な環境」や「伝統文化の維持活動」と経済活動との両立を目指し活動中。奥様はイン ドネシア共和国ジョグジャカルタ出身。
CONTENTS |
||
---|---|---|
■TOP ■主な活動の内容 ┣セミナー ┣フィールドワーク ┗ワークショップ ■オピニオン(提言) | ■循環研について ┣役員紹介 ┣定款 ┗活動履歴 ■入会のご案内 ┣個人用登録フォーム ┗団体用登録フォーム | ■出版物のご案内 ┣循環研通信 ┣循環ワーカー養成講座記録集 ┗循環研関連書籍 ■リンク |