HOME >> 10 周年記念事業 ぶどうプロジェクト >> ぶどうプロジェクトNo.8 ぶどうの様子

ぶどうプロジェクト

1月末の剪定を終え、あとは30本の追加の作業、耕運と施肥をして春の芽吹きを待つばかりでした。しかし、2月の2度の大雪で、ぶどうの木は雪の下に埋まってしまいました。下記の写真は、2度目の雪が止んだ直後で、左下の杭のようなものがぶどう畑です。2mある支柱が30mほど雪の上に出ているほど雪が積もりました。積雪は1m70cm程度でした。

3月中旬になり、畑の雪も完全に溶けたところでぶどう苗を点検しましたが、既に剪定を終え、本年の結果母枝となる枝を鋼線に確実に結束していたため、雪による枝の損傷などは皆無でした。
そして、春風を感じる3月下旬、耕運と施肥、根元への藁敷き、追加苗用の支柱立てを耕作仲間3家族とともに行いました。


【雪をかぶる八ヶ岳をバックに耕運と施肥】

【根元には草予防、乾燥防止、肥料保持のために藁を敷く】

耕運、施肥の次には、支柱立て。支柱は2m60cmあり、地中に60cm埋め込みます。幸い、石にぶつかりませんでしたが、全6本の打ち込みはそれなりに苦労しました。それ以上に苦労したのは、左右の隅柱を支えるアンカーの埋め込みです。約1m40cmの穴を掘り上げなくてはなりません。若いbut老人3人で疲れながら作業を終了しました。そして、全ての準備を終えた4月5日、30本のぶどう苗を植樹しました。樹種は前回50本植えた「富士の夢」で、日本の山ぶどうと西洋種で赤ワインで有名なメルローとの交配種です。植樹には、循環研からも3名が出席しました。当日は北風が寒く、寒さに慣れていない人にはつらかったかもしれませんが、1時前には全てを植え終わりました。
なお、寒かったためか、翌日の早朝には雪が降り、ぶどう畑も真っ白になりました。


【北風の中の植樹①】


【北風の中の植樹②】


【一番右側が今回の新設ライン】


【富士山をバックに完成したぶどう園】

4月に入ると、ぶどうは水を吸い上げ、剪定した切り口から水が滴るほどです。改めて、植物、特にぶどうの生命力の強さを感じます。美しい里山の風景、山々に囲まれてぶどうをはじめ様々な野菜を育てる“のらんぼ村”が始動します。ぶどうプロジェクト、“のらんぼ村”にぜひ、積極的な参画を!

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