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フィールドワーク

月日 テーマ 場所
2003年6月8日 「手賀沼見学及び美しい手賀沼を愛する市民の連合会年次総会記念講演会」 千葉県我孫子市
 2003年6月8日、循環研水循環ワークショップのフィールドワークが行われました。
千葉県手賀沼の水の館で説明を受けた後、手賀沼を船上より見学。水の館に戻り、講演「手賀沼の水循環回復計画と地下水」(講師:千葉大学 佐倉保夫教授)を聞きました。
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▲遊覧船に乗り込む ▲ボランティアによる船上ガイド ▲ヨシによる浄化に期待
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▲手賀沼親水公園「水の館」 ▲ちょうど「あやめまつり」が開催されていた ▲「水の館」で行われた千葉大佐倉教授による講演会
▼報告
 今回の手賀沼でのフィールドワークは、当会水循環ワークショップのリーダー川原氏の提案によるもので、手賀沼のほ とりに建つ「水の館」での展示による手賀沼に関する説明、遊覧船による手賀沼の船上見学、美しい手賀沼を愛する市民の連合会年次総会記念講演会の3部構成 であった。「水の館」では、ボランティアの説明員により手賀沼の歴史が説明された。戦後の大規模な干拓事業によって、その面積の約45%が埋め立て られた。時期を同じくして柏市、松戸市など周辺での住宅団地や工場団地の開発が進み、人口が急増。その結果、湧水など自然の水源が減る一方、大量の生活廃 水が手賀沼に流れ込み、水質は昭和40年代から急速に悪化した。
平均水深は0.86mと浅く、戦後の開発で半分近くが埋め立てられたとはいえ、その面積は6.5平方kmで東京ディズニーランドの約14倍と広い。船上 見学は、まわりの景色も変化に富んで見応えがあった。ボランティアの方々の船上ガイドも地域の観光、文化、生物、環境問題と多岐にわたり、聴き応えがあっ た。
船上では、水の透明度を上流と下流で比べて見せてもらったが、確かに大きな違いがあった。利根川の水が導水されている上流のほうが水は澄み、流速が弱まりプランクトンの増殖が進む下流では透明度が下がるということらしい。講演会は、「手賀沼の水循環回復計画と地下水」というテーマで千葉大学の佐倉教授によるもの。まず、地下水流動に関するお話をされ、都市 化により周辺での地下水の涵養がなされず、湧水が減ったことも手賀沼の水質汚濁の一因であると指摘された。また、世界水フォーラムでも紹介された「手賀沼 水循環回復行動計画」にも触れられた。手賀沼の健全な水循環が関係者の努力によって回復し、長期の目標とされている「かつて手賀沼と流域にあった美しく豊かな環境の再生と環境基準の達成」が早期に実現することを祈りたい。

(*)循環研通信第6号より一部抜粋→全文はこちら

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