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循環ワーカー養成講座
―環境問題と循環型社会にかんする基礎的な知識と新しい視点を提供します!―

「環境リスク」を科学的に考える。

主催: 特定非営利活動法人 循環型社会研究会(略称:循環研)
協賛:株式会社アースプロテクト株式会社ウェルシィ株式会社神奈川ボーリング工業
株式会社ノルド社会環境研究所、有限会社ワコーズ

2005年度の循環ワーカー養成講座は、全てのプログラムを終了しました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
引き続き、循環研セミナー、循環研フィールドワーク、ワークショップ活動などを
展開しますので、どうぞよろしくお願い致します。

  1. 月に1回程度、アフター5の開催なので、無理なく受講できます。
  2. 少人数の講座なので、講師、受講生の交流による人脈の拡大と知恵の循環が図られます。
  3. 受講料10,000円には循環研の会費(年間6,000円)も含まれます。会員になると、5回の本講座のほかの循環研セミナーやフィールドワークなどにも会員割引料金で参加できます。
  4. 全6回のうち5回以上の参加者には、修了証と記録集を差し上げます。

【講座内容】

キーワード
講座タイトル
講師
日程
1
異常気象と地球温暖化 異常気象と地球温暖化がもたらすリスク ―農業と食糧問題を中心に 原 剛
(早稲田大学大学院教授)
5/24
(終了)
2
食の安全と安心 食べものから広がる耐性菌 丸田 晴江
(『食品と暮らしの安全』副編集長)
6/28
(終了)
3
有害化学物質 有害化学物質のリスク管理
―化学と生命を考える
浦野紘平
(横浜国立大学大学院教授)
8/3
(終了)
4
地質汚染 市民ができる市民のための
地質汚染完全浄化
楡井 久
(茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター長)
9/22
(終了)
5
廃棄物 廃棄物処理-焼却のもたらすリスク 山本節子
(調査報道ジャーナリスト)
10/20
(終了)
6
生態系の危機 生態系の危機とCSR
(企業の社会的責任)
鷲谷いづみ
(東京大学大学院教授)
11/10
(終了)

※講師の都合等により、講座内容、日程が一部変更になる場合がございますのでご了承ください。

  • 連続6回の講座(1回2時間程度。講義90分、質疑応答・意見交換30分)
  • 対象: 環境問題に関心をもつ一般市民、学生、企業・団体の環境担当者など
  • 受講料: 全6回1万円(循環研会費1年分込み)
    各回とも個別講座を単独で受講される場合は、非会員2000円/回 循環研会員1000円/回となります。
  • 定員: 30名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
  • 開催時間・場所: 各回とも18:30~20:30  ノルドスペース セミナールーム
    (東京都中央区京橋1-9-10 フォレストタワー 8階)

【講師のプロフィール】
原 剛(はら たかし)
1938年台南市生まれ。早稲田大学法学部卒業。毎日新聞社会部副部長、科学 部長、編集委員、論説委員を歴任、国連環境計画(UNEP)環境報道賞を受賞。1998年から早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。農政審議会、中央 環境審議会、東京都環境審議会の各委員を歴任。日本自然保護協会理事、全国地球温暖化防止活動推進センター共同議長。著書「日本の農業」、「ザ・クジ ラ」、「地球環境読本」「東京改造」「農から環境を考える」など。

丸田 晴江(まるた はるえ)
1948年東京都生まれ。1987年から農産物の生産と消費を結ぶ活動に取り 組む。1996年から食品と暮らしの安全基金スタッフに。現在は月刊誌『食品と暮らしの安全』副編集長。著書:『遺伝子操作食品の避け方』(共著:コモン ズ刊)、『食べるな、危険!』(共著:講談社刊)、『食べたい、安全! 』(共著:講談社刊)

浦野 紘平(うらの こうへい)

1942年東京生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了後、公害資源研究所 (現産業技術総合研究所)を経て、現在横浜国立大学大学院環境情報研究院教授。環境生命学専攻・物質工学科担当、工学博士。日本学術会議社会環境工学研究 委員会環境工学専門委員、環境省中央環境審議会大気部会臨時委員、環境省中央環境審議会総合政策部会専門委員、環境省ダイオキシン類未規制発生源調査検討 会座長、神奈川県化学物質等環境保全対策検討委員会委員長ほか、国や自治体の多数の環境関係委員等を務め、エコケミストリー研究会代表としても活躍中。著 書:「化学物質のリスクコミュニケーション手法ガイド」(編著、ぎょうせい)、「対象化学物質の毒性ランクと物性情報」(化学工業日報社2001)、「改 訂増補版みんなの地球-環境問題がよくわかる本」(オーム社)など。

楡井 久(にれい ひさし)
茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター長。NPO法人日本地質汚染審査機 構理事長。1940年10月福島県会津生まれ。76~98年、千葉県地質環境室長。94~96年、京都大学客員教授。98年4月から茨城大学教授。理学博 士。専門は地質環境学、環境資源学。著書:「地下水資源・環境論その理論と実践」(共著、共立出版)など。

山本 節子(やまもと せつこ)
行政ウォッチャー、調査報道ジャーナリスト。実際の環境保護活動をベースに、 公共事業や環境問題の実態を取材し、政策を変える努力を続けている。著書は、「ごみを燃やす社会―ごみ焼却はなぜ危険か」、「ごみ処理広域化計画」、「土 地開発公社」、「西武王国 鎌倉」等。GAIA(Global Anti-Incineration Alliance;ごみの焼却処理に反対し、代替案を呼びかけている世界の反焼却運動の連合体)のメンバー。2003年春には迫るイラク戦争と中央集権化 に歯止めをかけようと神奈川県知事選に出馬。落選したもののわずか2週間の選挙運動で9万票余りを獲得するという快挙をなしている。

鷲谷 いづみ(わしたに いづみ)
東京大学大学院教授 (大学院農学生命科学研究科)。専門は植物生態学、保全 生態学。東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。筑波大学講師、助教授を経て2000年1月1日より現職。著書:「保全生態学入 門-遺伝子から景観まで」文一総合出版(1996)、「オオブタクサ、闘う-競争と適応の生態学」平凡社(1996)、「マルハナバチハンドブック」文一 総合出版(1997)(共著)、「サクラソウの目-保全生態学とはなにか」地人書館(1998)、「生物保全の生態学」共立出版(1999)、「よみがえ れアサザ咲く水辺-霞ヶ浦からの挑戦」文一総合出版(1999) (共編著)、「生態系を蘇らせる」NHK出版(2001)、「里山の環境学」東大出版会(2001)(共編著)、「タネはどこからきたか」 山と渓谷社 (2002)、「自然再生」中央公論新社(2004)。

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