セミナー
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2005年1月27日(木) | 公害の原点を再度考える | 循環型社会研究会代表 山口 民雄 氏 |
公害の原点といわれる足尾鉱毒事件そして水俣病は決して解決していません。いまなお、生態系は回復せず、ひどい耳鳴りを薬で抑え必死に生きている患者が多 数います。こうした中、再度、公害の原点を見直し現在起きている事象をこの原点という鏡に照らして事象の本質を見出す動きがあります。熊本学園大学の原田 正純教授の「水俣学」はその代表です。
現在、足尾や水俣のような露骨な公害は日本国内では再発の可能性は少ないと思います。しかし、環境リスクが少なくなったことはなく、むしろ増大しているの ではないでしょうか。環境リスク評価によって、環境リスクの可視化が試みられていますが、公害の原点の構造を直視することによっても、環境リスクを見定め ることができると思います。再度考える意味はここにあるのではないでしょうか。
■講師のプロフィール
新聞社に25年勤務後、ベンチャー企業広報、出版社雑誌編集を経て、フリー。1989年以降「地球環境問題と企業活動」に関心を抱き、現在に至る。環境報 告書作成支援、環境ビジネス取材を中心に活動。バルディーズ研究会、棚田ネットワーク、環境経営学会、環境報告書ネットワークなどに所属。2004年から 循環型社会研究会代表。著書に「環境経営の軌跡」(日刊工業新聞)など。
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