セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
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2005年5月12日(木) | 包装容器リサイクル法と3R社会実現への道~日本・ドイツ・韓国の比較から | 国際環境NGO FoE Japan 広報ディレクター 瀬口 亮子 氏 |
2005年5月12日(木)、国際環境NGO FoE Japan・広報ディレクター瀬口 亮子 氏による講演「包装容器リサイクル法と3R社会実現への道 ~日本・ドイツ・韓国の比較」が、ノルドスペース セミナールームで行われました。
■ 概要
容器包装リサイクル法は、97年に日本におけるリサイクル法のトップバッターとして施行されました。リサイクル率の向上により最終処分場の延命には一定の 成果は上げました。しかし、同法の施行とともに小型ペットボトルなどの使い捨て容器の生産量はますます増加し、ごみの総排出量は減っていません。また、自 治体の負担が大きいため、参加しない自治体や、中国への売り渡しなども見られます。施行後10年目を前に、政府の見直し検討作業は現在山場を迎えていま す。発生抑制の具体的対策はとられるのか、リサイクルのコストを税負担から消費者負担にシフトできるのかがポイントです。
日本の容器包装リサイクル法制定時に参考にしたというドイツとの根本的な違いは何か、お隣の韓国で行われている使い捨て品の使用規制政策はどのようなものかに触れながら、日本の3R社会実現への道すじを皆さんと一緒に考えたいと思います。
■ 講師のプロフィール
早稲田大学文学部卒業。国際関係企業勤務後、環境雑誌編集部、制作会社を経て、2001年より国際環境NGO FoE Japan(Friends of the Earth Japan)広報ディレクター。兼任で、発生抑制の観点から廃棄物問題に取り組む「脱・使い捨て社会プロジェクト」、「省エネ・自然エネルギープロジェク ト」、「環境先進国ドイツに学ぶプロジェクト」を担当。昨年12月、中央環境審議会・産業構造審議会にて容器包装リサイクル法改正に関する意見陳述。
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