セミナー

NPO法人循環型社会研究会では、活動の支えとなる基本的な考え方を学ぶため、E.F.シューマッハーの「スモールイズビューティフル」に注目しようとしています。
環境悪化の現状を直視したことやビルマ（ミャンマー）やインドを訪問した経験から、自然資本、永続性、地域主義、人間的規模、土壌保全、中間技術などを重 視する経済発展を説いたシューマッハーの考えは、NPO法人循環型社会研究会の活動にとっても多くの示唆を与えてくれることでしょう。
年明けから読書会も予定しており、この度キックオフとして循環研セミナーを開催致します。
シューマッハーの弟子であるサティシュ・クマールの「君あり、故に我あり」の訳者でもある尾関先生より、「シューマッハー経済学と国際経済論」と題してお話を伺いました。

■講師のプロフィール
1942年東京生まれ。横浜商科大学商学部教授。シューマッハー、福岡正信、サティシュ・クマールを手がかりとして「資源・環境制約時代の国際経済」に取 り組む。国際経済学会、景気循環学会、エントロピー学会に所属。国際環境NGO FoE Japan、自然住宅・住まい方ネットワーク会員。