セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
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2009年3月11日(水) | 人間復興の経済社会へ | 早稲田大学社会科学部 教授 田村 正勝 氏 |
アメリカ型金融資本主義・新自由主義が暴走し、その金融・経済の大破綻が大津波のように世界を直撃し、底の見えない同時不況を拡げています。
循環研セミナーでは2年前に「スモールイズビューティフル」と「足るを知る経済」を勉強しましたが、その問題意識が現実のものとなりました。今こそ環境に 良い経済すなわち人間を生かす経済へと、経済社会のパラダイムチェンジを真剣に考える絶好の機会と言えるでしょう。
今回はシューマッハー、小島慶三の流れをくむヒューマノミクス(人間主義経済学)の代表的研究者で社会経済哲学から実経済にもお詳しい講師をお招きしました。
環境をテーマとする私たちこそ「目指すべき経済社会の基本的な在り方」を文明史的に再考し、議論を深め実現に向かいましょう。
■講師のプロフィール
経済学博士。専攻は経済政策、社会哲学。早稲田大学社会科学部教授、経済社会学会常務理事(前会長)、社団法人日本経済復興協会理事長、NPO法人ホリスティック・ライフ岡山及び同広島理事長。
1945年 松本市生まれ長野県立松本深志高校卒業、1968年 早稲田大学第一政治経済学部卒業、1974年 同大学院経済学研究課博士課程修了、1972年 早稲田大学社会科学部助手、1982年 早稲田大学教授(1992-94年 社会科学部長)。
『日本経済の新展開―人間復興の経済・余暇論』(1989年、新評論)、『新時代の社会哲学―近代的パラダイムの転換』(1995、2000年、早稲田大 学出版)、『世界システム「ゆらぎ」の構造/EU・東アジア・世界経済』(1998年、早大学出版)、『見える自然と見えない自然―環境保護・自然の権 利・自然哲学』(2001年、早大学出版)、『現代社会とボランティア』(共著、2001年、ミネルヴァ書房)、『甦るコミュニティ―哲学と社会科学の対 話』(編著、文真堂、2003年)、『社会科学原論講義』(早稲田大学出版部、2007年)、『ボランティア論―共生の理念と実践』(編著、ミネルヴァ書 房、2009年2月予定)など著書多数。
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