セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
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2010年5月26日(水) | 開発途上国のエネルギー問題と排出権の役割 | 株式会社サティスファクトリーインターナショナル シーオーツーバランス・ジャパン 取締役 羽山 和行 氏 |
私たち日本人にとってはあまり身近に感じませんが、世界の人口の約半数、30億人以上の人々が、生きていくために最低限必要な食事の調理や給湯の為のエネルギーとして木材、石炭や農業残渣等の固形燃料を利用しています。
人口の増加による燃料(薪)需要の増加は、森林の減少、砂漠化や土壌浸食等の環境面での悪影響の原因となっています。また、毎年約150万人もの人が、室 内での非効率な焚き火による固形燃料の燃焼を原因とする一酸化炭素中毒や吸込むけむりを原因とする呼吸器系の疾病などにより亡くなっています。
京都議定書のCDMやカーボンオフセットによって単にCO2を削減するだけでなく、発展途上国の人々の生活環境の改善や地域の持続的開発に貢献するようなプロジェクトの開発や支援が可能です。
【講師】
株式会社サティスファクトリーインターナショナル シーオーツーバランス・ジャパン
取締役 羽山 和行 氏
■ 講師のプロフィール
1992年にベトナムに渡り、Southern Pacific Hotels Corporation(オーストラリア)に入社。その後、ベトナム・ミャンマーを中心に不動産開発事業をおこなう株式会社エクセデザイン(現エクセ)に 入社。1999年日本に帰国し、2000年に株式会社サティスファクトリーインターナショナルに入社し、取締役に就任、現職。2008年より同社におい て、気候変動対策関連事業に従事する。
CONTENTS |
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