フィールドワーク
月日 | テーマ | 場所 |
---|---|---|
2009年10月7日(水)-11日(日) | インドネシアの野蚕開発と ジャワの森の復活 |
インドネシア ジョグジャカルタ |
インドネシアのジョグジャカルタでは、生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用、森林再生、地場産業おこしによる貧困層の救済、フェアトレードを含む 国際交流などを組み合わせた画期的な試みが行なわれています。それまで害虫であったアタカス(世界最大の蛾)やクリキュラ(黄金の繭をつくる)などの蛾の 繭を、彼らを殺さない形で利用してシルクを生産し、彼らの生息に欠かせない森を植樹などによって再生しています。また、日本の西陣織などの伝統技術との連 携によって地場産業に育て上げ、貧しい人たちに住処と職を与えています。生物多様性の保全の観点からも途上国支援の観点からも循環型社会づくりのモデルと なるプロジェクトといえましょう。
このプロジェクトの仕掛人であるロイヤルシルク財団の黒田氏を案内役に、循環研のフィールドワークは今回初めて海外まで足をのばします。
今回のフィールドワークの視察・考察のポイントは次のようなものです。世界遺産のプランバナンやポロブドール遺跡の観光やジョグジャカルタ王女公邸でのパーティーなども予定されています。みなさま奮ってご参加ください!
<フィールドワークの視察・考察ポイント>
① 野生の蛾の活用から始まった事業が、どのように地域住民が主体となる社会づくりに進化していくか。
② その活動の中で、生物多様性の保全、カーボンオフセット事業、企業の社会的責任(CSR)との連携を模索実践しているか。
③ 遺跡や観光資源の保護を理由にいままで塀で囲まれた見世物として地域住民から隔離されてきた世界遺産を、今後どのように地域住民が関わり相互にメリットのある形で維持保全活用を提案することができるか 。
④ 王室や官公庁、企業の役割、国際交流による相互の理解と相互の利益はどのように図られているか。
⇒ 2009年7月17日に当フィールドワーク案内役の黒田氏のセミナー(「ジョグジャカルタの野蚕によるエココミュニティづくり」)を開催いたしました。一度、参考のためにご覧ください。
【実施日】
2009年10月7日(水)~11日(日)(4泊5日)
【実施場所】
インドネシア ジョグジャカルタ
【旅程】
日次 | 月日(曜) | 都市名 | 現地時刻 | 交通機関 | 日程 | 朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10/7(水) | 成田空港発 デンパサール着 デンパーサル発 ジョグジャカルタ着 |
11:00 17:20 18:50 19:00 |
GA881GA255 専用車 |
ガルーダ航空にて空路、デンパサールへ。 到着通関後、入国審査、税関検査 終了後、国内線ターミナルへ移動 ガルーダ航空にて空路、ジョグジャカルタへ。 着後、ラウンジにて軽食 その後、ホテルへ 【メリアプロサニホテル泊】 |
- | 機内食 | ラウンジ |
2 | 10/8(木) | ジョグジャカルタ滞在 | 専用車 | 朝食:ホテルにて 午前:“ジャワ鎮守の森”植樹支援 植樹地及び再移住者住宅と活動視察 地場産品と地場産業の視察 ジャワ更紗ミュージアム 昼食:ニョニャスハルティー 地鳥料理 世界遺産プランバナン遺跡観光 「ロイヤル・シルク」にて野生シルク製造工程見学 「ルマ・カパス」にてコットン製品と自然素材製品および銀製品の見学ホテルにて着替え 夕食:世界遺産プランバナン遺跡にて 屋外劇場にてラーマヤナ舞踏観劇 【メリアプロサニホテル泊】 |
○ | ○ | ○ | |
3 | 10/9(金) | ジョグジャカルタ滞在 | 専用車 | 早朝:ボルブドール遺跡日の出観賞ツアー 朝食:マノハラホテル 午前:世界遺産ボロブドゥール遺跡観光 周辺農村視察(馬車予定) 昼食:プリングセウー 伊勢海老 午後:クラトン(王宮)観光 水の王宮観光ホテルにて休息と着替え 王宮前広場より馬車にて王女公邸へ 夕食:王女公邸での歓迎パーティー 【メリアプロサニホテル泊】 |
○ | ○ | ○ | |
4 | 10/10(土) | ジョグジャカルタ発 デンパサール着 (バリ島) |
12:55 15:10 |
専用車GA252 | 朝食:ホテルにて 午前:ジョグジャカルタ市内散策 昼食:早めの昼食後、空港へ 空港 バリ島へ移動 着後、バリ島観光(車窓観光中心)夕食:夕日の浜辺にてバーベキュー 空港へ移動夜:空港へ移動 深夜:ガルーダ航空にて空路、帰国の途へ 【機中泊】 |
○ | ○ | ○ |
5 | 10/11(日) | デンパサール発 成田空港着 |
00:35 08:50 |
GA880 | 到着後、解散 ~お疲れさまでした~ |
機内食 | - | - |
(注)この日程表は、最新の資料に基づいて作成されていますが、発着時間及び交通機関は変更になることがあります。
* バリ島での宿泊観光をご希望の場合は、追加2泊(+3万円程度)のオプションもあります。
【企画・コーディネーター、案内役】
ロイヤルシルク財団 特別アドバイザー 黒田 正人 氏
[黒田 正人氏のプロフィール]
1956年東京生まれ。建築家として国内外で設計活動と並行して、インドネシアでの野蚕開発事業での経験を活かした、途上国地方農村域での「農林副産物」 「未活用資源」の活用による地場産業振興支援事業を展開。また、「持続的な環境」や「伝統文化の維持活動」と経済活動との両立を目指し活動中。奥様はイン ドネシア共和国ジョグジャカルタ出身。
【旅行費用】
成田発着:10/7発 5日間 全食事付 | ¥168,000.- |
成田空港施設使用料 | ¥2,040.- |
燃油特別付加運賃・航空保険 | ¥1,060.- |
現地空港税(デンパサール×2、ジョグジャカルタ×2) | ¥2,300.- |
合計金額 | ¥173,400.- |
<ご参考までに> | |
お1人部屋使用料(3泊) | ¥19,500.- |
* 2人1部屋(ツインユース)利用を基準とした見積です。
* 燃油サーチャージは09年7月適用運賃¥0にて算出しております。
* 王女公邸での財団寄付 ¥5,000/1人は含まれません。
* バリ島での宿泊観光をご希望の場合は、追加2泊(+3万円程度)のオプションもあります。<別料金/必須>
インドネシア査証(デンパサール空港取得):US10ドル 現地払い・各自にて入国時支払い
【最少催行人員】
参加者数が10人未達の場合は、旅行代金の変更をさせていただく場合がございます。
【旅程管理】
現地ガイド(日本語)が同行し旅程管理を行います。
【取扱旅行代理店】
内外航空サービス株式会社(IATA公認・観光庁長官登録旅行業第94号)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-7
TEL:03-6910-0141 FAX:03-5489-5840
旅客営業第一部 旅客営業二課
旅行業務取扱主任者:山崎 直樹
担当者:猪越 元明
【お問い合せ先】
NPO法人循環型社会研究会 事務局
電話番号:03-5524-7334 FAX番号:03-5524-7332
E-Mail:junkan@nord-ise.com
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