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ぶどうプロジェクト【No.1】

 ■ 植樹会の準備   開催日:3月
 4月6日の葡萄苗の植樹にあわせ、ようやく準備が整いました。昨年は、長年の耕作 放棄地を畑地に戻すため、約半年、時間があるときにクズの根や茅の根を抜き続けました。本年2月には石等を除去し初めて耕運機を入れ、そして3月上旬には 石灰、鶏糞を入れ畑を取り戻しました。

▲以前の畑

▲クズの根を抜き去り畑に
 写真左は茅が一面覆っていた以前の「畑」。右は茅の根を抜き、地中に網の目のように 張っていたクズの根を抜き去り畑にした状態です。これらの作業は、真夏の最も暑いときにかかり大変苦労しました。

▲ 真 夏の根の除去作業

▲ クズの根と格闘する羽山理事
 3月18日には支柱などの資材が到着し、19日から支柱を建てる作業に入りました。 支柱の資材は、有名なワイナリーにも使用されているプロ仕様。全くの素人集団ですが、参考文献や業者のアドバイスによりなんとか手順は理解できました。と はいえ、支柱を合計48本も地中に70cmも埋め込むには相当な力仕事になります。平均年齢67歳程度の集団には、大いに負担となりましたが夢を語りなが らなんとかやり終えました。この支柱建てよりさらに大きな負担となるのが隅の柱につけるアンカー用の穴掘りでした。
われわれの畑での葡萄の列は本業よりは小さいとはいえ30mあります。順調に育つと1苗に3kg、合計30本×3kg=90kgの荷重がかかり、支柱が 傾く恐れがあります。そのため、隅柱にはアンカー(14kg)を付けなければ なりません。アンカーを沈める穴は深さ1.3m。土だけでなく石もあり大変苦労しました。
▲ 支柱を打ち込む代表・副代表コンビ
▲ 苦労したアンカー用の穴掘り、しばし休憩
  資材到着から1週間の奮闘の末、ようやく支柱建て、鋼線張りを終えることができました。3月26日には、ぶどう苗、富士の夢(山ぶどうの行者の水とメル ロー種を交配させたもの。アントシアニン・ポリフェノールが豊かで濃厚なワイン品種で、日本の気候・風土に適し、病害にも強く安定した生産が可能な赤ワイ ン用品種)50本を植えました。残り150本(ヤマソービヨン:日本に自生する山葡萄を母として、ボルドーを代表する最高級醸造用ブドウ品種であるカベル ネ・ソーヴィニヨンを父として生まれた交配品種)は、4月6日植樹します。ぜひご参加を。
▲ 試し植えした「富士の夢」

▲4 月6日の植樹を待つ葡萄畑

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