HOME >> 10 周年記念事業 ぶどうプロジェクト >> ぶどうプロジェクトNo.12 8月ぶどうの様子

ぶどうプロジェクト

遅くなりましたが「8月のぶどう畑」を紹介します。とはいえ、実際は9月の上旬です。8月は日本1の日照時間を誇る北杜市でも天気が悪く、こちらに来て8年間で最も日照時間が少ないようです。そのため、病気が広がる可能性が高く、7月に引き続き、毎日病気の点検、処理に追われました。また、天気が悪くとも草は順調に伸び、草刈りにも多くの時間が取られました。

まずは、最新のぶどうの状況。

これは「富士の夢」。写真はいい状態のもので、多くが既報のように黒腐病にかかり、乾しぶどうのようになり落下してしまいました。従って収量は少なくなってしまいましたが、良い部分だけでも活用したいと思っています。

これは「ヤマソービニヨン」。今年はうどんこ病の予防に注力しているので、主力の葉は病気にかかっていません。上部は病気にかかっていますが、随時、刈り取っています。成木の3分の1程度の収穫を期待しています。
ぶどうの糖度は、毎日、糖度計ではかっています。生食用のぶどうは一般的に16~18%ですが、両ぶどうの現在の糖度は19~21%にもなっています(9月14日現在)。収穫も間近といえます。
収穫は楽しみですが、大きな懸念があります。それは、動物による被害です。このあたりでは、ハクビシン、タヌキ、キツネの他、最近ではしかも出没します。ぶどうにとってはハクビシンのような小動物が最も脅威です。昨年も糖度が増すにつれ、これら小動物の被害が目立ってきました。そこで、小動物対策としてぶどう園の周りを網で囲いました。完ぺきとは言えませんが、当面、監視を続けていきたいと思います。


周囲をめぐらした動物対策用柵


入口の扉には看板も

最後にぶどう園の周辺を紹介。まだ、未耕作の土地があります。一緒に耕作しませんか。


ヒマワリ畑:鑑賞だけでなくオイルにします


大豆畑:枝豆として少々食べた後、大豆に


そば畑:赤そば、そばにするまでたいへん!

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