セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
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2002年11月25日(金) | 循環型社会に生きる企業と地域 | 高杉晋吾氏 |
2002年1月25日(金)、NPO法人循環型社会研究会代表の高杉晋吾氏による講演、「循環型社会に生きる企業と地域」が京華スクエアで行われました。 |
▼報告 振り返るに、20世紀の産業界は、大量生産型の分業体制が確立し、万能工から単能工になって総合性を喪失 していった歴史といえる。大量生産型社会から循環型社会への転換期において“総合性の回復”が時代のキーワードといえる。日産自動車でカルロス・ゴーン は、各セクションがバラバラではなく横の繋がりを持ち相互に機能するクロス・ファンクショナル・チーム(CFT)方式を提示し、徹底した混交集団の道を築 いていった。そして、日産の復活を見事に果たした。 ただ、社内のシステムだけでなく、循環型社会の形成にあたっては、生産者、地域、消費者、そして 環境が結びついてCFT方式を築き上げることにより、環境技術革新の実現に直結するものであると確信する。生産プロセスから消費者が見え、そして地球環境 や生態系が見渡せるというテーマこそ地球環境時代の産業に課せられた基本課題といえる。 最後に、私たち循環型社会研究会は、消費者と生産者との協働体制を願うものであり、そのために具 体的な行動をしている事を申し上げる。今回取り上げた、無洗剤の提起は、環境行動における具体的行動のための第一歩を踏み出したものである。今後とも、循 環型社会研究会は、現場主義、行動主義、環境総合戦略の確立、それに見合うシステムの形成に邁進していく構えである。 (*)循環研通信第2号より一部抜粋→全文はこちら |
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