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2003年6月18日 循環型社会の基本問題 高杉 晋吾 氏
2003年6月18日(水)、循環研代表の高杉晋吾氏による講演「循環型社会の基本問題」がノルドスペース セミナールームで行われました。
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聴衆に熱く語りかける高杉代表 会場は満席となりました

▼報告
冒頭、高杉氏は、現在は大量生産・大量消費・大量廃棄型社会から循環型社会への大きな転換期にあるが、最近現場を歩いている中で「東京湾」の在りようが大きな課題としてあらためて認識されてきたと述べた。
このような経験を通じて、同氏は環境問題について、住民が中心にあって産業、行政等の関係者との協力関係を築いていくことの重要性を認識すると共に、転換 期における活動の難しさも経験してきた。同氏はこれを「転換期とはヤゴが孵化するときに似ている」と述べている。

(略)

1つ1つの循環のあり方を歴史の中で考え現地に行き、現実の循環モデル形成にどう関わっていくか、色々な事例を勉強して確かな方向性をつかまねばならない。正に、“虫になって現地を見、鳥になって全体を見通す”ことが大事である。

(*)循環研通信第6号より一部抜粋→全文はこちら