セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
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2008年3月5日(水) | 効果的な温暖化対策と排出量取引について -洞爺湖サミットに向けてのNPO協働- |
WWFジャパン 気候変動特別顧問 鮎川 ゆりか 氏 |
京都議定書の約束期間が始まり、ポスト京都の枠組みづくりに向けて7月の洞爺湖サミットは重要な会議となるでしょう。
ところで、日本は京都議定書の約束を本当にまもれるのでしょうか。それをまもるためには、排出量取引によって、お金で外国の排出枠をたくさん買わなければ ならないとも耳にします。しかし、安易な排出量取引は、温室効果ガス削減のためのイノベーションを阻害したり、ホットエアの購入で実質的な削減にならな かったりするなどの問題も指摘されています。
今回の講師は、WWFジャパン気候変動特別顧問として他のNGOと連携しながらCOP(気候変動枠組条約締約国会議)に積極的に関与し、国内排出量取引の 提案などを行っている鮎川ゆりかさんです。効果的な排出削減につながる排出量取引の仕組みはどんなものであるか、また、洞爺湖サミットに向けてNPOが協 働して果たすべき役割は何か、などについてお話していただきました。
■講師のプロフィール
1971年、上智大学外国語学部英語学科卒業後、出版社、フリーの通訳・翻訳等を経て1988年~1995年まで原子力資料情報室にて国際関係担当。その 後アメリカのハーバード大学、ケネディ行政学大学院に留学、1996年修士修了。1997年1月より、現職。著書:「脱炭素社会と排出量取引―国内排出量 取引を中心としたポリシー・ミックス提案」(諸富徹・鮎川ゆりか編著)日本評論社(2007/10)
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