セミナー
月日 | テーマ | 講師 |
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2004年2月6日 | ドイツの環境政策最新事情 | 今泉 みね子 氏 |
2004年2月6日(金)、フリージャーナリスト・翻訳家の今泉みね子氏による講演「ドイツの環境政策最新事情」が、ノルドスペース セミナールームで行われました。 |
講演中の今泉氏 | スライドを交えての説明 | 参加者は熱心に 聴講していました |
▼報告
まず強調しておきたいことがあります。ドイツまたはフライブルグ市では環境の取り組みが進んでいる、進んでいる、 と誇張されがちですけれど、ドイツが他の国々と比較して桁はずれに進んでいるわけではないということです。全てのドイツ人が高い環境意識を持っているわけ でもないし、そうでない人もいます。ドイツも日本も資本主義経済の下にある工業国であり、化石資源を利用してものを作り、売り、捨て、また新しいものを買 う、という消費社会システムの基盤の上にあるという点で根本的には同じ問題を抱えているということをまずご理解いただきたいと思います。
しかし、ドイツと日本で確かに違う点もあります。例えばCO2をはじめとする温室効果ガスについては、ドイツでは今までにCO2換算にして19%程の削減 を達成しています。一方、日本では10%増というのが現状です。しかもドイツでは、電力需要の半分がCO2排出量の多い石炭発電で賄われているにも関わら ず、削減に成功しています。根本的な問題は変わらない中で、対症療法の面ではドイツの方が進んでいると言えるでしょう。では、ドイツの環境政策や対策を含 めた全体の状況を日本と比べると何が違うのでしょうか。
(*)循環研通信第8号より冒頭部分抜粋→続きはこちら
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